分子栄養学を語る上で欠かすことのできないリーキーガット。
分子栄養学を勉強し始めた当初、リーキーガットのことを知って、
「うわ怖っ!やばっ!」ってなったの覚えてます。笑
パン、麺類、お菓子、外食などが中心の食生活の人は要注意です。
腸に穴が開く!?
すごい大袈裟な言い方かもしれませんが、あながち間違いではないです。
腸粘膜は細胞一つ一つがくっついてタイトジャンクションという壁を形成します。
タイトジャンクションは悪いものを血中に入れないようにするためのバリアです。
しかし、このタイトジャンクションの間が開いてしまって、普段は血中に取り込まれることのないアレルゲンや病原菌、その他もろもろ体に良くないものが入っていってしまうのがリーキーガットです。
そうすると、炎症反応が起こり、免疫異常やアレルギー、便秘や下痢など様々な症状が起こります。
このタイトジャンクションを開く主な原因は、
小麦に含まれるグルテンというタンパク質や
未消化のタンパク質、添加物、カンジダ菌などです。
なので外食や麺類中心の食生活の人は要注意。
未消化タンパク質に関しては、消化力を上げる必要があるし、咀嚼回数も必要です。(以前のブログ参照)
カンジタ菌は、甘いものがやめられないとか、炭水化物ばかり食べてる人も要注意です。
この辺りはまた詳しく書きたいと思います。
最近グルテンフリーやカゼインフリーがたくさん出てきたのはこういうことが理由なんですね。
なんか不調だなと思ったら2週間ほど、グルテンフリーを試してみてください。
それで治るなら、腸荒れてたんだなーと思って、食事内容気をつけるようにすればいいんです。
いろんな病気、不調の原因になるリーキーガット。
ダイエットも筋トレも健康も、まずは腸内環境を整えることからです。