分子栄養学で大切なこと、それは慢性炎症を取り除くことです。
炎症というのは、怪我とか痛みとか、風邪ひいたときに喉腫れてるねーとかいうあんな感じのものと捉えていいです。
ストレスフルな生活も慢性炎症の一つです。
なぜなら慢性炎症は交感神経優位になるからです。
そして、抗炎症作用のあるコルチゾールを出し続けるので副腎疲労になってしまいます。
となると、慢性炎症がある人はずーっと過緊張なので、
胃腸が働かずに栄養が吸収されません。
筋緊張が高まって、呼吸が浅くなり、肩こり首こりを誘発したり、
それがまた交感神経を刺激しての負のループです。
怪我してるとかはわかりやすくていいですが、
見落とされがちな慢性炎症が
上咽頭炎(喉の炎症)やリーキーガット、脂肪肝など、自覚しにくいものです。
鼻炎持ちの人は口呼吸を誘発するのでなおさら炎症を起こしやすいです。
それから内臓脂肪の蓄積も慢性炎症になります。
腰痛や肩こりなどの慢性疼痛も炎症です。
まずは上記のものがないか確かめてみて、あればすぐに対処すべきです。
根本原因から考える
分子栄養学の先生方が仰ってて好きな言葉があります。
「何をするかより、何をしないか」
分子栄養学は引き算の栄養学だと。(か、かっこいい…)
どんな食事をするか、どんなサプリをとるかも大事ですが
その食事やサプリを吸収できる体なのかを考えることがもっと大事です。
疲労が取れないからビタミンB群サプリとろうじゃなくて
なぜ疲労が取れないのか?をまず考える。
ストレス?睡眠不足?自律神経?食事?ミトコンドリア?
その根本原因を取り除かなければ、サプリも対症療法です。
「サプリのいらない体=健康な体=サプリが効く体」
です。
ぜひこれを頭に入れておいてください(^-^)