今日は胃の話です。
咀嚼された食べ物は食道を通って胃に入ります。
胃では主にタンパク質を消化しています。
筋トレやダイエットにはタンパク質を摂取することが絶対ですが、
むやみに食べても消化ができていなければ意味がなく、
それどころか身体に不調をきたす原因となってしまいます。
便秘や下痢であったり、便やオナラの臭いがキツいなどの場合は、胃酸不足、タンパク質の消化不良のサインです。
僕もトレーニングをやり始めた頃、消化不良で臭いがキツかったことがありました。
これから話すことを意識したら治ったので、みなさんもぜひお試しください。
胃の役割は主に3つです。
①タンパク質、脂質の消化(胆汁酸含む)
②ミネラルのイオン化(吸収しやすくしている)
③殺菌
です。
これらは胃酸が出てこそ発揮されるもので、
胃酸が出てなければ、先ほどのような症状として現れます。
しかし、胃酸もタンパク質でできています。
人間は胃酸を作るのにもエネルギーが必要なのですが、
胃酸を作る際に必要なタンパク質と亜鉛やマグネシウムなどのミネラルは胃酸が出て消化吸収されます。
なので、胃酸不足だとこれらの吸収がうまくいかず、
胃酸を作りたいのに、材料を消化吸収できず、さらに胃酸不足になるという矛盾が起きてしまいます。
(胃酸胃酸うるさい)
そういった場合は外から補充する必要があります。
胃酸はpH1〜1.5という強い酸性です。(ビオレは弱酸性です)
胃酸に近い酸度のものを摂取すると胃酸分泌の補助になります。
代表的なのは、梅干しやレモン、お酢などです。
これらを食事に取り入れることで胃酸分泌を促します。
サプリメントを使う方法もあります。
胃酸の原料となる塩酸ベタイン↓や
https://jp.iherb.com/pr/Now-Foods-Betaine-HCL-648-mg-120-Veggie-Caps/398?rcode=AAS1000
消化酵素は大根おろしやサプリメントで補えます。↓
それから食事中に水を飲まないようにすることも大切です。
水で胃酸が薄まり、かつ流し込みや早食いに繋がり、消化不足の原因になります。
年齢で見ると、30代以降から胃酸分泌が低下すると言われています。
ピロリ菌やポリープ、出血があっても胃酸不足になりますので、
検査を受けてみるのもいいかもしれません。
胃酸が出てないと、どんなに良い食事やサプリメントを摂取しても意味がありません。
まずは自分の便や体調を確認してみてください。
ではまた!