気づいたら3月になっていました。早すぎます。佐久間です。
お花見してスイカ食べて紅葉見てクリスマスが来たらもう今年も終わりですね。
さて、世間の話題はコロナで持ちきり。テレビでもネットでも不安を煽るようなものばかりで辟易しますね。
栄養とって、運動して、寝る。
マスクがーとか、紙がーとか、変に不安にならず
然るべき対策をして、じっと構えておきましょう。病は気からです。
今日は、そんな不安やストレスなどによる気持ちの変動と血糖値の関係についてです。
よろしくお願いします。
今回のポイント!
- 糖質の過剰摂取は血糖値の乱高下を引き起こす
- 血糖値が急降下する時に眠気やだるさ、不安、イライラなどの症状が出る
- 慢性炎症、ストレスを無くし、甘い物やお菓子をやめる
- 食物繊維の多い、血糖値を上げにくい食品を摂取する
詳しくは続きをどうぞ!
血糖ということで、炭水化物の量と質が関係します。
血糖値は緩やかに上がり、緩やかに下がるのが理想です。
そのためには、食物繊維の多い食事と、GI値の低い食品を選ぶことです。
GI値の高い(血糖値を上げやすい)食品
例えば白米や食パン、麺類、お菓子を食べると血糖値は急上昇しやすいです。
急上昇した血糖値は急降下します。
この時に眠気やだるさ、不安、イライラなどの症状が出ます。
正常な血糖値は食後に140以上にはならず、平常時でも80〜100の間で調整されています。
その血糖値が60以下になると、発汗、動悸、悪寒などの症状が、
50以下で集中困難、眠気、めまい、疲労感、
40以下で嗜眠、30以下で昏睡となってしまいます。
血糖値を下げるのはインスリンが、血糖値をあげるのはカテコールアミンやコルチゾールなどが関係します。
カテコールアミンとは、ノルアドレナリン、アドレナリンなどの神経伝達物質のことで、
ノルアドレナリンは不安やイライラ、
アドレナリンは興奮などの作用があります。
血糖値が下がった時の症状はこれらが出ている証拠です。
また、コルチゾールは副腎から分泌されるホルモンで、血糖値が下がった時やストレスを受けた時に分泌されます。
ストレスが多いと常にコルチゾールを分泌しなければなりません。
糖質過多な食事で血糖値の乱高下を繰り返せば、その度コルチゾールの分泌が増えます。
こうして常に副腎を使い続けると、副腎疲労という状態になります。
そうするとコルチゾールを分泌できなくなり、血糖値をあげられず、やる気が出ない、だるい、朝起きられないという症状になります。
コルチゾールには抗炎症作用もあるので、慢性炎症を抱えていると、常にコルチゾールを分泌することになります。
さらに、炎症があるとセロトニンという幸せ感を作るホルモンが作れないため、楽しくない幸せ感がない、うつっぽいといった症状にもなります。
これはちなみに程度ですが、
人間の脳は体重の1〜2%しかないのに、1日のエネルギーの20%を使うと言われています。
脳のエネルギーは基本糖です。
悩み事があってずっと考え事をしているとエネルギーの無駄使いになり、糖の需要を高めるので甘い物が食べたくなります。
悩み事ははやめに解決しましょう。
まとめ
改善するためには、炎症やストレスを無くすことからです。
食事を変えても体調やメンタルが変わらないという場合は、炎症があると思った方がいいです。
根本は食事ではなく、慢性炎症のせいかもしれません。
そして食事の内容は炭水化物過多にならないように。
摂るべき炭水化物は、食物繊維が多く、血糖値を上げにくい食品を選びましょう。
玄米や雑穀米、お蕎麦、さつまいもなどがオススメです。
心は栄養と繋がっています。
食べた物で身体も心もできているということを覚えておいてください。
ではまた!!