健康

悪玉コレステロールは悪じゃない!

どうも、aikoを聴きながらお風呂に入るのがマイブームの佐久間です。aikoエモいです。

さて、今日はコレステロールについてお話します。

血液検査でも、CMでも聞いたことありますね。

特にコレステロールが高いのは動脈硬化など生活習慣病の原因と言われています。

動脈硬化は確かに、コレステロールが血管に残り、塊ができて詰まることが問題ですが、

しかしコレステロール値が高いのは結果であって、

なぜコレステロール値が高くなるのか、その根本原因の解決が必要となります。


今回のポイント!

  • 悪玉と言われるLDLコレステロールは、細胞膜やビタミンD、性ホルモンなどの原料
  • だからコレステロールは善悪ではなく、働きが違うだけ
  • コレステロール値は肝機能、タンパク質と関係する

詳しくは続きをどうぞ!


コレステロールとは体内でも生成される脂質の一種です。

細胞膜、副腎ホルモン、性ホルモン、胆汁酸、ビタミンDなどの原料になるため、

分子栄養学的には、コレステロール値が低い方が問題視されます。

例えば、肌がカサカサ、朝起きれない、性欲が落ちた、油物苦手、などはコレステロールが足りてないかもしれません。

ちなみに、全コレステロールの1/4は脳にあるとも言われています。

脳ではニューロンによって情報伝達が起きていて、このニューロンを覆うミエリン鞘というものがコレステロールからできています。

ミエリン鞘があることによって、跳躍伝導という普通より速い神経伝達をスムーズに行うことができます。

興味ある人、詳しくは下記のサイトを見てみてください。

http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/12/index-12.html

話がそれました。

一般的にコレステロール値が高くて問題視されるのが、LDLコレステロール、悪玉と呼ばれていますね。

しかしLDLは、肝臓で作られて体内の全細胞にコレステロールを運ぶリポタンパクのことを指します。

(ちなみにLDLは、Low Density Lipoprotein、低比重リポタンパクの略)

リポタンパクとは、脂質を運ぶタンパク質のことです。

なのでLDLは悪玉でもなんでもなく、輸送型のコレステロールということです。

血液検査で見るコレステロールはもう一つ、HDLがあります。

(これはLowの逆、Highですね)

これは輸送型のLDLの逆、全細胞からコレステロールを回収する、回収型のコレステロールです。

ただ、LDLの血中濃度が上がると動脈硬化を引き起こすことから悪玉と呼ばれるようになってしまいました。かわいそうですね。

コレステロールは善悪ではないです。働きの違いです。

それから、コレステロールが高くなるから卵を控えようというのも一般的に言われていますが、これも少し誤解があります。

コレステロールの約80%は肝臓で作られます。

約20%が食事から吸収されたものなので、食事の影響はほとんどありません。

肝機能が正常かどうかの方がよっぽど大切です。

ただ、遺伝性の高脂血症の場合は、卵なども控える必要がありますので、気をつけてください。

コレステロール増減の理由

LDLが上がる要因は大きく2つ、①タンパク質不足と②炎症です。

コレステロールが性ホルモンやビタミンD、コルチゾールなどになるには材料(タンパク質)が必要です。

タンパク質の少ない食事、あるいは消化力が落ちている場合、LDLが高くなることがあります。

また、ストレスや炎症がある場合、細胞膜が傷ついていると修復するためにLDLが必要です。

その炎症を抑えるためにコルチゾールが必要で、コレステロールの需要が高まります。

コレステロールは性ホルモンの原料なので、

女性で更年期や閉経後、卵巣摘出後もLDLが増加します。

それに関連して、甲状腺機能が落ちるとLDLが上がります。(この辺はホルモン関係でまた書きます)

さらに、肝臓で作られるコレステロールの80%は胆汁酸になると言われていて、

コレステロールの吸収力としてはこの胆汁酸が1番です。

胆汁酸は脂質の消化吸収、脂溶性ビタミンの吸収に関わります。

便秘の場合、腸肝循環と言って、排泄されないコレステロールが肝臓の方に戻ってしまい、その際に不要なコレステロールを再吸収してしまいます。

これもコレステロール値が高くなる1つの要因です。

反対にコレステロールが低い場合、実はこれもタンパク質不足または、たんぱく質の代謝が低いことが考えられます。

低タンパクでは、コレステロールから様々な物質を作れません。

コルチゾールが作れずに低血糖を引き起こしたり、朝起きれないといった症状も。

胆汁酸が作れず、脂質吸収できないので油物が苦手になります。

より低タンパクな食事に傾いてしまいますね。

少しずつ食事内容を変えていく必要があります。


LDLに注目されがちですが、HDLが高い場合も注意が必要です。

なぜなら、HDLは回収型。

炎症やストレスがあると細胞膜が壊れ、壊れた細胞膜からコレステロールを回収しなくてはいけません。

低LDL、高HDLは細胞膜が傷ついていて、

コレステロールからできる様々な物質の不足が考えられます。


解決策まとめ

高コレステロールの場合、低栄養が伺えますので、

まずは食事の改善が必要です。

特にタンパク質と水溶性食物繊維です。

タンパク質不足では、コレステロールを原料とする様々な物質が作られません。

水溶性食物繊維は胆汁酸の再吸収を抑制するとともに、

便秘の改善も期待できます。特に女性は注意したいですね。

それから、炎症を抑えることです。

細胞膜が傷つかない、LDLを余らせない食事が大切です。

反対の低コレステロールの場合も

消化力をあげてたんぱく代謝を上げることが必要です。

食事からタンパク質を摂取する量も増やす必要があります。

何度も言いますが、コレステロールはホルモンなどの原料です。

高いからと言って、低くすればいいわけではありません。

なぜ高くなるのか、自分の体で何が起きているか、食事の内容は適切かの判断が必要です。

常に言ってますが、

まずは消化力とタンパク質量の見直しですね!

ではまた!

“悪玉コレステロールは悪じゃない!” への 3 件のフィードバック

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