栄養

肝機能、タンパク代謝に必要なビタミンB6

今日はビタミンB6についてお話します。

ビタミンB6と言えば肝機能です。

酒飲みや甘いもの大好きな人は脂肪肝、そしてビタミンB6不足に注意です。


今回のポイント!

  • タンパク質の代謝に必要
  • 生理前のイライラや貧血とも関連する
  • お酒や甘いもの好きの脂肪肝は要注意

詳しくは続きをどうぞ!


ビタミンB6はタンパク質の代謝に必要です。

B1が糖質、B2が脂質、B6がタンパク質の代謝に必要だと覚えましょう。

タンパク質の分解がうまくできなければ、アミノ酸から体内に必要な物質を作ることができません。

以前アミノ酸が心の原料だよという記事を書いたのですが↓

https://saku31.com/2020/03/03/mental-amino/

脳の神経伝達物質はアミノ酸でできています。

そしてタンパク質の代謝、また神経伝達物質の合成の両方にビタミンB6が関わります。

なので、ビタミンB6が不足すると、

脳神経伝達物質の不足によるうつや不眠、精神的不安定が起きます。

例えば、グルタミン酸という興奮性の神経伝達物質から、GABAという沈静系の神経伝達物質への変換に関わります。

この2つは常にシーソーのように均衡が保たれているのですが、

B6不足やB6の活性化不全によってグルタミン酸が過剰になった状態が自閉症児によく見られます。

またドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の合成やエストロゲンの代謝にも関わります。

女性の生理前のイライラはエストロゲンの代謝に関わる酵素にB6が使われて、

ドーパミンを作ることができないために起こるとも考えられています。

またそれ以外にも、細胞の代謝に関わるため、皮膚の代謝障害などの原因になります。

そもそもビタミンB6は、皮膚炎の予防のために見つかったビタミンです。

不足すると口内炎やペラグラのような状態になります。

これはナイアシンと同じです。

やはりビタミンB群は協調して働いていることが分かりますね。

またヘモグロビンの合成に必要な酵素の補酵素として働くため、不足すると貧血の症状も現れます。

B6といえば肝機能です。

肝臓にある酵素の補酵素としてB6が使われます。

血液検査で見るASTやALTという数値から、脂肪肝やB6不足、

またはビタミンB群全体の不足があるかどうかを推測することができます。

ざっくり説明すると、AST<ALTで数値の差が2以上ある場合は脂肪肝を疑います。

そして、栄養療法的に2つの基準値は20くらいですが、

それ以下でかつALTの方が低ければB6不足だと考えられます。

もし健康診断や血液検査の結果が手元にある方は見てみてください。

それに応じてどんな食生活へ改善するべきが見えてきます。


食材

ビタミンB6は動物性のタンパク質に多く含まれています。

マグロ、カツオ、レバーなどに特に多く含まれます。

全粒穀物などにもよく含まれているので、

白米や食パンではなく、雑穀米、全粒粉パンなどにするのもいいかもしれません。

最初にも言ったように、肝機能との関わりが強いです。

お酒や甘いもの好きな方はビタミンB6と言わず、B群全体が不足しやすいです。

サプリで補うだけでなく、良くない食習慣を改めることの方が大切です。

ではまた!

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