今日はパントテン酸の話です。
ビタミンB5とも呼ばれます。
日常生活じゃあまり聞かない名前ですね。
ですが体になくてはならないビタミンに変わりありません。
今回のポイント!
- エネルギーを作るのに必要なビタミン
- ストレスに対抗する副腎を助ける
- 不足や過剰症はほとんどないが、疲労感やストレスが多い人にはオススメ
詳しくは続きをどうぞ!
パントテン酸は、ギリシャ語で「広くどこにでもある」という意味です。
いろんな食材に含まれるし、体内の全ての組織に必要だからこの名前がつけられたそうです。
炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素をエネルギーに変換する時に必要な補酵素Aの構成成分で、
パントテン酸がないとエネルギーが作れないということになります。
それ以外にも補酵素Aは、全身の細胞での様々な代謝に使われています。
また、ストレスを感じた時にストレスに対抗するためのホルモンを副腎から分泌しますが、
パントテン酸が副腎の働きを強化し、ストレスホルモンの分泌を促す働きをします。
それからビタミンCとともに、コラーゲンの生成を促すため、
皮膚や髪の健康にも大事な栄養素です。
HDL(善玉)コレステロールを増やす働きもあるため、
動脈硬化の予防などにも有効です。
マグネシウムや亜鉛と競合して働くので、一緒に摂取するのがオススメです。
過剰症はほとんどないと言われています。
食材
パントテン酸が多く含まれる食材は、
レバー、卵、全粒穀物、納豆、アボカドなどです。
相変わらずレバー、さすがです。
それだけ肝機能が大切ということですね。
不足することはほとんどないし、過剰症もありませんが、
ストレスが多い、疲れやすい人は意識して摂取してみてください。
ではまた!