健康

胃が健康だと人生がうまくいく。ピロリ菌検査を受けよう

今回は江田証著『なぜ、胃が健康だと人生がうまくいくのか』をご紹介します。

人は従属栄養生物と言って、外から栄養を摂らなければいけない生物です。

外から摂るということは、消化吸収のプロセスがあるということ。

ここに不具合が出ると体調が悪くなるのは当然です。

僕が陰ながら尊敬しているまごめ先生は、

「胃腸が健康な人はハードワークに耐えられるから出世するんだよ」と言ってました。

確かにそうなんですよね。

疲れても食べて元気!、食事が悪くても元気!な人はどんどん仕事ができますが、

胃腸が弱いと、疲れた…食欲ない…元気ない…仕事できない…となっていきます。

そうしてうつになったり、副腎疲労になっていく。

なので、まずは炎症を取り除く必要があることは何度もお伝えしていますが、

特に歯と胃腸、ここが大切になってきます。

少し長くなってしまいますが、内容に入りたいと思います。


無自覚の胃炎ピロリ菌が怖い

さっそくですが、日本人の6割は無自覚無症状の胃炎があると言われています。

慢性炎症の怖いところはここです。

無自覚なんですよね。

気づいた時にはもうガンになっていた…とか恐ろしいです。

胃炎がある人は、胃炎→慢性胃炎→萎縮性胃炎→腸上皮化生→胃がんという流れでがんになっていきます。

詳しくお話します。

慢性胃炎があると胃が老化して萎縮してきます。

萎縮すると元々綺麗なピンク色をした胃の粘膜が、褐色に色あせて粘膜が薄くなり、そこにコレステロールが付着します。

これが萎縮性胃炎です。

胃酸が出にくくなったりします。

萎縮性胃炎は胃の出口付近から始まり、その広さと胃がんの発生率は比例しています。

さらに萎縮性胃炎が生じて10年ほど経つと胃の粘膜がボコボコしてくる「腸化」を起こします。

これを「腸上皮化生」と言い、ここから胃がんになるということです。

胃がんになる人のほとんどはピロリ菌に感染しています。

ピロリ菌は「極悪ピロリ」と「弱毒ピロリ」があり、日本人やアジア人が感染しているのは「極悪ピロリ」です。

この2つの違いは遺伝子の違いで、

「極悪ピロリ」の方は「cagA遺伝子」というがん化の遺伝子を多く持っています。

だから日本人は胃がんの発生率が高いのです。

では、胃がんの原因となるピロリ菌ですが、

ピロリ菌の感染は幼少期に多いと言われています。

ピロリ菌が移る経路は口から口で、

親から子供への感染が1番の感染源だと考えられています。

特に母親のピロリ菌の方が子供からよく見つかると言います。

ピロリ菌は歯垢など口にも存在しているため、口から感染するということです。

ちなみに、酸性の胃の中でなぜピロリ菌が生き延びているかというと、

ピロリ菌は胃の中の尿素をアンモニアに分解することで、胃酸と中和しています。

だからピロリ菌がいると胃酸の力が弱く、消化も悪くなるということなのです。


胃を健康に保つためには

この本のおもしろいと思ったところは、著者が胃の話を人生にまで俯瞰して書いているところです。

それは例えば、胃の健康を保つためには、

過度な胃酸を抑制し、胃の動きを高め、心を健康に保つことが大事と言ってることからもわかります。

生き方で胃を変えようとしてるというのが、突拍子もないと思われそうですが、健康の本質だと思います。

ここでは胃を元気にするためにすることをご紹介します。

まずは朝に陽の光を浴びることです。

朝日を浴びることは自律神経を整え、セロトニンを分泌することで胃の働きを良くします。

次に、人工甘味料を取らないことが大切です。

清涼飲料水やジュース、お菓子などに含まれるアスパルテームという人工甘味料はセロトニンの合成を阻害することがわかっています。

生活リズムが整っていても、食生活が乱れていると体内ホルモンは乱れてしまいます。

アスパルテームだけ気をつければいいと言うわけではないです。

他にもっと危ない添加物はたくさんありますからね。

セロトニン関連で言うと睡眠も大切です。

睡眠に必要なメラトニンはセロトニンから作られます。

メラトニンは強力な抗酸化物質であり、胃潰瘍を改善するいうと研究もあります。

やはり、まずは生活リズムですね。

そして、これらの神経伝達物質を代謝するために必要なビタミンB群を食事から摂取することが必要になります。

また聞き慣れないかもしれませんが、重金属の排泄も重要です。

人体にとって有害な重金属は水銀、ヒ素、鉛、アルミニウムなどが代表的です。

日本は地政学的にもこれらの重金属を摂取しやすいので、しっかり排泄できる解毒力の高い体作りが必要です。

ここまで栄養的なお話をしましたが、これからは生き方に対するアプローチです。

まずは自分を褒めて愛してあげましょう。

優しい人ほどストレスを感じやすく、自律神経を乱して胃腸の働きが悪くなります。

優しい人ほどうつになりやすいとも言われますよね。

優しくていいんです。

ただ、他人にばかりではなく、自分に優しくを忘れずにということです。

次に、これは人間の素晴らしいところだと思うのですが、

他人のために行動することで快楽物質のドーパミンが働き、ドーパミンがしっかり出てる人はボケないんですね。

ちょっと募金するだけでもいいんです。

人に見られてなくても、他人のために行動したことは自分のためになっているのです。

そして、人は人を癒すことで癒されるとも著者は言います。

他にも人生訓がたくさん述べられています。

人生に学びはあっても失敗はない、

夢やミッションを語ればそれを応援する人が集まってくる、

その夢は人のためになるものを、

そして死ぬ間際に後悔しない生き方をしよう、と。

まさか胃の話がここまでの話になるとは思いませんでした。

ですが、生きる目標がある人ってイキイキしてますよね。

とても大切な考え方だと思います。


胃の改善に必要な栄養

さて、ここからは胃の改善に必要な栄養のお話です。

胃の改善にオススメな食材はブロッコリー、キャベツ、魚油、ビタミンD、LG21(ヨーグルト)です。

ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンという成分が胃の炎症を抑える役割をします。

キャベツに含まれるビタミンUも胃の炎症を抑えます。

ビタミンUは冷やすと増えるので、冷蔵保管してから食べるのが良いそうです。

またキャベツに含まれる「イソチオシアネート」という成分が抗酸化物質の「グルタチオン」の効果を高めてくれます。

そして、炎症を抑えるといえば魚油とビタミンDですよね。

肉の脂や揚げ物に使われるオメガ6系ではなく、魚油などのオメガ3系を摂っていきましょう。

それから、動物由来のビタミンD3(活性型)は魚やレバー、卵に多く含まれます。

これがウイルスを殺す作用のあるカテリシジンというタンパク質を誘導して、感染症にかかりにくくなるそうです。

ビタミンDは食材でもいいですが、量を摂るならサプリメントがおすすめです。

LG21という商品名のヨーグルト、聞いたことありますよね。

LG21に含まれているのは、「ラクトバチルス・ガッセリーOLL2716」という乳酸菌です(長い)

この乳酸菌がピロリ菌を抑え、胃の炎症を抑えることがわかっています。

ピロリ菌の除菌中にこのヨーグルトを摂ると除菌成功率が高まることもわかっています。

胃の改善の栄養をお話しましたが、

胃が荒れる原因を取り除く必要もあります。

胃が荒れるのは実は薬が原因となることもあります。

痛み止めや風邪薬、頭痛薬、関節痛を抑える薬、解熱鎮痛剤、血をサラサラにする薬(アスピリンなど)などです。

日本人はアスピリンで胃潰瘍になりやすいことがわかっているため、血液サラサラの薬を飲んだら胃酸を抑える薬を一緒に飲むことが大切です。

市販の薬をすぐ使う人がよくいますが、胃が荒れてないか心配です。

僕は風邪をひいたり頭が痛くても基本放置します。

免疫がなんとかしてくれると信じているからです。笑

頭痛は水不足や酸素不足、目の疲れでも起きますからね。

本当にヤバいと思ったら病院行きますよもちろん。

安易に薬に手を出すのはどうかなと思っています。(否定はしていません)


ピロリ菌検査を受けよう

長くなってしまいましたが、最後です。

とにもかくにも、まずはピロリ菌検査をしましょう。

血液検査が手っ取り早いですが、血液検査で陰性でも一応もう一つ検査を重ねる方が無難です。

著者は尿素呼気試験をお勧めしていました。

僕は血液検査では陰性で、症状もないのですが、

尿検査の簡易キットを購入してみました。

結果が出たらまたブログでお知らせします。

検査からの流れとしては、

まずは検査を受けて、検査が陽性であれば保険診療内で胃の内視鏡検査などで胃の状態チェックして、それから除菌という流れです。

ここでは詳しく書きませんが、とにかく検査をすることが大切です。

40歳までに除菌をすれば成功率が高いと言われています。

70歳でも除菌はできるので40歳以降は無理というわけではないですが、成功率の問題です。

ピロリ菌の検査、除菌はなるべく早くに越したことはないです。

ちなみに、ちょっと汚い話になってしまいますが、

僕の母方の実家がぼっとん便所だったんですね。(懐かしい)

だからか母親は昔から胃が悪く、胃潰瘍がずっとあったらしいです。

いつかは忘れましたが数年前にピロリ菌の除菌をちゃんとできたそうです。

だから僕も、もしかしたらと思って、検査してみます。

何もないなら何もないでラッキーです。

あったらあったで早くに見つかってラッキーです。

何もしないまま気づいたら手遅れというのが最悪です。

とりあえずやってみますので、

ぜひ皆さんも検査受けてみてください。

本では、お医者さんのとの関わり方についても言及されていますし、

検査の詳しい流れもしっかり書いてありますので、

気になる方はぜひ読んでみてください。

ではまた!

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