健康

東洋医学で自分を知る『THE メンタル五臓』

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今日は、安藤庵著『THE メンタル五臓』という東洋医学の本を読んだので、

ご紹介していきます。

分子栄養学を学び始めた時から東洋医学は興味があったのですが、

ちゃんと1冊本を読んだのは初めてです。

この本は非常にわかりやすかったので、初心者の方にもオススメです。

少し長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

ではさっそくいきましょー!


東洋医学とは

東洋医学とは、「気」という目に見えないエネルギーを扱う学問です。

「病は気から」と言いますし、

「病気」とは、「気が病んだ」状態と書きますね。

それ以外も「気」という言葉は日常でたくさん使ったります。

気のせい、気がつく、陽気な人、元気、気が滅入る、気が散る、気が合うなどなど。

西洋医学では、内臓や筋肉、ホルモンなど、目に見えるものを測定、数値化し、分析や機械を使った医学ですが、

東洋医学では、まずこの「気」の状態を把握することが大切です。

「気」だけでなく他にも、「血」や「水(津液)」という基本的な用語もありますが、

この本では「気」に特化しています。

「気」を整える方法として、鍼灸や漢方薬など聞き慣れた言葉もあると思います。

この本では実践として、人それぞれ東洋医学的な「気質」があって、

それぞれで生き方や関わり方が違うんだよということを教えてくれます。

特に現代社会は人間関係のストレスで「気」が病みやすいです。

自分の気質を知って、相性の良い人悪い人も知っておけばストレスを減らすこともできます。

これがこの本のテーマです。

では、より詳しく中身をご紹介します。


東洋医学の基本要素

東洋医学の基本要素として簡単に、

「陰と陽」、それから「五行」という考えがあります。

「気」には、「陰」と「陽」の2種類があり、

「陰」=暗い=冷える=広がる

「陽」=明るい=熱を持つ=縮む

とイメージするといいです。

2つの対立する要素って結構ありますよね。

天と地、太陽と月、男と女、みたいな感じで、これもそれぞれ陰と陽が決まっています。

次に五行です。

五行とは、世の中の全てを、

木、火、土、金、水の5つの性質に分けたもののことです。

それを人間に当てはめると

木=肝、火=心、土=脾、金=肺、水=腎

というように当てはめられ、これを「五臓」と言い、

気を流していく関係の「相生」と、気を抑えてしまう「相剋」という関係がそれぞれにあります。

引用:https://www.kiryu-omlca.jp/archives/1433

この本ではひたすらこの五臓から、それぞれの気質を説明し、生き方や考え方を教えてくれます。


それぞれの気質

それぞれの気質をざっくり説明していきますが、

本では気質のチェックリストがあって、チェックの数で自分の気質がわかりますので、興味があったらやってみてください。

ネットでもできるのでぜひ!結構おもしろいですよ。

自分これかなーとか、周りにこういう人いるわーって感じで読んでみてください。

肝から順番に簡単に説明していきます。

肝の気質の人は、決断力と行動力があります。

「怒り」の特徴も持っていて、正義感が強く、叱咤激励で愛情表現をします。

肝の人が不調になると、決断力が鈍り、正義感としての怒りというより、ただのイライラとなってしまいます。

「やればできる!頑張って!」と言うのが肝の人というイメージです。

次に、心の気質の人は、包容力に優れます。心という字からもなんとなくイメージ沸きますね。

ニコニコでオープンマインドな緩い気を持つ人。

「笑い」が特徴の一つで、とにかく周りに優しく、「許す」ことが上手です。

不調になるとその緩さが「甘え」に変わります。

服装が乱れたり、うっかりミスが増えたり、注意散漫になってしまうそうです。

「大丈夫大丈夫!気にしなくていいよ〜」というのが心の人のイメージです。

次に脾の人。本のチェックリストでは僕はこのタイプでした。

脾の人は考える力が強く分析力に優れます。

とにかく考えるのが好きで、クイズや推理小説が好き。(めっちゃ好きです笑)

不調になると考える力が「悩む」という状態になります。

悩んだらなかなか抜け出せません。(わかるわかる)

ある程度先が見えるとその先を分析して、最後までやらずに飽きっぽいところがあることも。(あるある)

脾の人の愛情表現は「アドバイス」です。

「これどう?あれはどう?」とアドバイスするのが脾の人のイメージです。

(めっちゃわかる。すぐアドバイスしちゃう笑)

はい、次行きます。

肺の人は「慈愛力」に優れます。

調和や救い、弱い立場に対して慈しみの心を持ちます。

なんだか不穏なミーティングも肺の人が調和をもたらしてくれます。

肺の人が不調になると、慈しみが「悲しみ」に変わります。

大事に慈しむからこそ、失いたくない心配や悲しさになります。

「繊細」という言葉がぴったりで、日本人には一番多いタイプだそうです。

肺の人の愛情表現は「包み込む」です。

抱きしめて慰めたり、「かわいそう〜」だったりが肺の人のイメージです。

最後に、腎の人は「忍耐力」に優れます。

孤独に強く、人前に出るというよりも、縁の下の力持ちという感じ。

「恐れ」の特徴を持ち警戒心が強く、それ故に生命力があります。

野生動物で考えたら、危険にいち早く察知できる方が生き延びますよね。そういう恐れです。

不調になると恐れが単なる「怖がり」になり、落ち着きがなくなります。

腎の人の愛情表現は、「黙って寄り添う」です。

ただそばにいて、粘り強く見捨てずに寄り添ってあげる、必要なものをそっと用意してくれたり、そんなイメージが腎の人です。

どうでしょう?

これだけだとなんのこっちゃって感じですかね。

気になった人はぜひ、本でもネットでもやってみてください。

間違って欲しくないのは、一人一人、強く出る気質が違うだけで、

他の気質も持ち合わせているということです。

当たり前ですけど、怒りも優しさも、人間どんな要素も持ってますよね。

だから、この気質が一番近いかなーくらいで問題ないです。

それに合わせて生き方や考え方をちょっとずつ変えてみる。

その手助けになるのが東洋医学です。

それぞれの気質の養生法があるのですが、長くなりそうなので割愛します。


僕の相生、相剋、養生法を見てみる

先ほども言いましたが、僕は脾のタイプでした。

もし似てるなと思ったら参考にしてみてください。

ちなみに、どの気質でも大事にすべきは「胃」です。

胃は全ての気質に影響しますので、まずは胃の調子を整えることが先決です。

脾の相生は心と肺、相剋は肝と腎です。

心の人から気をもらい、肺の人へ気を与える、この2つのタイプの人といると居心地が良いです。

逆に肝と腎の人は苦手。

考えてる最中に肝の人から決断を急かされたり、考えれば怖くないのにビクビク怖がる腎の人とは苦手な関係となります。

脾臓は消化管と関連しているので胃腸や口周りに問題が起きやすいです。

食欲が湧かない、胃もたれなど、胃腸の不調から口内炎やほっぺたの内側を噛んでしまったり。

消化力が弱くなると余計な水分が体にたまります。

いわゆる、むくみです。

消化管がむくむと、舌もむくみます。

ぼてっとしたむくんだ舌や舌の外側に歯型がついてたりします。(これは低血糖や副腎疲労の歯軋りなどとも通じます)

水分に影響されるので、雨天時に調子が悪くなりやすいです。

そんな脾タイプの不調を改善するにはまずは食事から。

食べ物を口に入れたらよく噛む、ゆっくり時間をかけて食べる、ながら食いをしない。

空腹を感じてから食べるなど、割と当たり前にするべきことが本当に大事です。

メンタルの不調は、相性の良い心の人の気を使います。

どういうことかというと、「笑顔」です。

口角を上げると脳は幸せのホルモンが出ます。

作り笑いでもいいのでニコッとしておくとメンタルが改善されます。

これが脾の不調と養生法です。

人間関係の部分も含めて、なるほどーってなりません?

うまくできてますよね、人間関係って。

実生活を思い出しても、なんかあの人苦手なんだよなーとか、

あの人といると楽しいんだよなーって関係あるじゃないですか。

結構当たってると思いますよこれ。

これも最初の方に言った、気が合うとか合わないとか、「気」の関係ですよね。

万物はエネルギーでできてますから、「気」が影響し合うのは当然なんです。

五臓の知識が少しあるだけで、人間関係がちょっとは楽になるかもしれませんね。


様々な理由で日本では東洋医学がそんなに一般的ではないですが、江戸時代くらいまでは盛んだったんですよ。

明治以降、西洋医学が発展してそっちが主流になったことで少し衰退してしまいましたが、

最近、大学の医学部で東洋医学が必修化されたり、また東洋医学が身近になりつつあります。

何千年も前から続く医学が、ほとんど変わらずに、時に進化して現代でも使われているんです。

これ、凄くないですか?

西洋医学は病気になってからは強いです。

手術や薬を使って今まで死んでいたはずの病気から治って、寿命を延ばすことができました。

でも現代人は、病気になってないのに不調を抱える人が多いですよね。

病気になる前のことを「未病」と言いますが、

これを改善するのに強いのが東洋医学なんです。

ですから、東洋医学こそ世間一般にもっと広がるべきだと思っていて、この本を紹介しました。

僕もまだ勉強始めたてで細かくは説明できなかったり、仕事には活かせてませんが、

みなさんの健康に必ず役に立つものだと思うので、これから勉強していきます。

まだまだ紹介してない部分がたくさんあるので、ぜひ『メンタル五臓』読んでみてください。

説明も実践も非常にわかりやすいです。

すぐ生活に活かせると思います。

また違う本を読んだり知識を得たらブログにしますので、お待ちください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ではまた!

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